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Learning to Search/Searching to Learn : EBSCO Discovery Service™ が変わります

公開日 10-09-2020 カテゴリ

新しくなった EBSCO Discovery Service™(EDS)のユーザーインターフェイスは、一般的な Web サイトで提供されている個々人に最適化された検索機能を、図書館の機能へ統合しました。

EBSCO Discovery Service™ ユーザーインターフェイスの進化

アクセスする・検索する・選択する・利用する――これは図書館利用者が資料(情報)を得るためのステップです。ただしユーザーはNetflix、Amazon、Spotify、またはGoogleなどで同様のステップを踏んでおり、これらサイトで提供されている個々人に合わせて最適化(パーソナライズ)されたダッシュボード・共有機能・レコメンデーション機能が、他でも使えるだろうという期待を抱きます。

新しくなった EBSCO Discovery Service ™(EDS)は、ディスカバリーツールをアップグレードするにあたって一から作り直すのではなく、これらの商用 Web サイトに備わっている一般的な機能と図書館にとって必要な機能を組み合わせました。

ACCESS - アクセス

全ては――いつでも・どこでも・どのデバイスからでも――ユーザーがプライバシー保護された方法を用いて認証を通過し、パーソナライズされたEDSにアクセスすることから始まります。EBSCOは、Ping / Okta / Microsoft ADFSなどSAML準拠のIDソリューションによるシングルサインオン(SSO)をサポートしています。また、もしユーザーがEDS上で他のプラットフォーム上にあるコンテンツへのリンクを発見した場合、OpenAthensが認証とパーソナライゼーションの懸け橋として、図書館管理者がきめ細かい制御を行うことを可能にすると共に、詳細な利用統計を提供します。

また Google CASA と Universal CASA を利用することで、Google Scholar から EBSCOhost® にアクセスし、必要な全文情報を入手できます。更に LTI(Learning Tools Interoperability)1.3に準拠したことで、Canvas などの学習管理システムを使用している学生は LMS を通じて、リンク先の EBSCO コンテンツに直接アクセスできるようになりました。

アクセス以外にも、EBSCO はアクセシビリティの向上に努めており、ASPIREverified Accessibility Audit では最高の電子書籍プラットフォームプロバイダーとして、Perfect(100%) の評価を獲得しています。
当社は、引き続き最高のアクセシビリティ標準を維持すると共に、WCAG 2.1 の AAコンプライアンス達成に向けて努めていく所存です。また Carroll Center for the Blind との協力を通じて、ソフトウェアを生産する初期の過程からアクセシビリティテストを重ねており、リリース段階から最高の製品をお届けできるようにしています。

SEARCH - 検索

EDS は単なるディスカバリーツールではなく、ユーザーが検索語を改善したり、他の方法では見落とした可能性のある情報を見つけたりするための「学習環境」としての側面も持ち合わせています。これは、検索の初心者が書籍や記事を見つけるだけでなく、図書館の価値をきめ細かく理解できるようになることを意味します。彼らの情報リテラシースキルが発達し、検索スキルが向上するにつれ、彼らは CINAHL や Inspec といったリソースを利用するようになります。

この学習環境の鍵となるのが、EDS Knowledge Graph です。Knowledge Graph は、数多くの主題索引を利用する主題に関する専門家の助けを借りて構築されたものであり、不十分な検索式からでも質の高い検索結果を得られるようにします。よって、エンドユーザーは最初から検索のエキスパートである必要はありません。Knowledge Graph は、自然言語、広範な主題語彙(subject vocabularies)、280以上の言語および方言よる同義語とコンセプトを組み合わせた新しいデータセットをマッピングすることで、質の高い検索結果を導き出します。これにより、EBSCOhost と EDSの検索と関連度ランキングの性能が向上するだけでなく、多言語機能により、世界中の人々が自らの母国語で検索語を入力することができます。

Knowledge Graph は、ユーザーが意図するところを尋ねることを通じて学習します。たとえば、ユーザーが「java」を入力した場合、EDS はそれがジャワ島のことか、プログラミング言語のことか、コーヒーのことかを尋ねます。これは、公平な検索 (equitable search) の最初のステップで、検索式にとって“正しい”単語はないことを意味します。代わりに、ユーザーは、自らの習熟度・バックグラウンド・視点に基づいて、検索に使用する単語を決定しています。

Knowledge Graph は複数の意味を認識するだけではありません。Concept Map と呼ばれる視覚化ツールを介して、主題間の繋がりを可視化します。 たとえば、「イタリア(Italy)」を検索すると、「イタリア」に関するスポーク型のイメージが提供されます。それぞれのスポークは、「ローマ(Rome)」「アルプス(Alps)」「教皇庁(Papal State)」などイタリアに関連する概念を示します。これにより、ユーザーに別の主題が提案され、ユーザーはリファインされた検索式を使用して再検索を行うことも可能です。この点と点をつなぐアプローチは情報リテラシーを向上させ、ユーザーがよりよい検索を行うことを助けます。

CHOOSE – 選択する

ユーザーが検索を実行すると、EDS はどの記事が査読であるかを示す検索結果リストを生成します。インターフェイスには、商業的なウェブサイトにあるものと同等の、改良されたフィルター機能が搭載されています。また Facebook のように、情報にハートのタグを付けて保存することで、「いいね!」をつけることができます。ユーザーが検索結果に出てきた以上のものを求める、もしくは検索したトピックが他のトピックとどのように繋がっているか知りたい場合は、[Concept Map] ボタンをクリックすることで Knowledge Graph の機能を活用できます。

USE – 利用

EDSは、引用・プロジェクトへの追加・参考文献の共有・ダウンロードなどの機能を備え、結果リストから直接作業できるようにしました。

新しいPDFビューアでも検索結果リストと同様に、引用・共有・プロジェクトへの追加が可能です。ビューア内では図書館で利用可能な部数やタイトルの可用状況を見ることもできます。

また、新しい電子書籍ビューアもあり、電子書籍全体をダウンロードしたり、目次から個々の章を選択したりすることができます。また、ユーザーはビューア内で直接用語を検索することも可能です。

そのほかEDSの「My Dashboard」は、ユーザーにとっての「ホーム」画面として機能し、フォルダの保存、検索履歴・作成したプロジェクト・お気に入りにしたアイテムなどを見たりすることができます。

ROLLOUT – 実装

EBSCO では、お客様の状況に応じて、新しい EDS ユーザーインターフェース(UI)のご提供を開始しています。既存のお客様に対しては、新機能に慣れて頂く、またご意見・ご感想をお寄せ頂けるよう、旧バージョンと新バージョン並行のアクセスをご提供しています。新しい UI は既存の設定を引き継ぐため、移行に伴う特別な作業は発生せず、スムーズな移行が可能です。現在、既に EDS をご契約頂いているお客様は、お客様の準備が整ったタイミングで、新しいインターフェイスへの本移行を選択して頂けますが、新しく EDS をご利用されるお客様は、初めから新しい UI でのご提供となります。

EBSCOでは引き続き各図書館と協力して、新しいEDS UI が皆様の学習・研究活動の道しるべとなるよう、また、エンドユーザーがこれまで以上に充実した研究を行って頂けるよう、支援を続けてしていく所存です。引き続き変わらぬご愛顧、何卒よろしくお願いいたします。

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